創立者の物語 第8話 ガイアの夜明けを毎週見ていた - あすハピ|明日もハッピーに

代表を譲ってから、3年近く、方向を失っていた。

やりたいことはすぐ見つかると思っていた。自分にはそれだけの積み上げがある、と思っていた。でも、見つからなかった。

毎週、テレビを見ていた。

ガイアの夜明け、カンブリア宮殿。何かヒントがあると思っていた。事業を作っている人たちの話を見ながら、「自分ならどうするか」を考えていた。

でも、テレビの中の話は、自分の話にならなかった。

見ている間は燃えるような気持ちになる。でも画面が消えると、自分は何も変わっていない。次の日も、また同じ日常が始まる。

何もできていない自分が、ただ歯がゆかった。

焦っていた。でも焦れば焦るほど、答えは遠くなった。「何かをやらなければ」という気持ちと、「何をやればいいかわからない」という現実が、毎日ぶつかり続けた。

あの頃の自分に、今の自分が会えるとしたら、何を言うだろう。

たぶん、こう言う。

「答えが出ない時間も、無駄じゃない。あの3年間が、後で効いてくる」

でも当時の自分には、そんな言葉は届かなかっただろう。

人は、しんどい時に「後で意味がわかる」と言われても、今のしんどさは消えない。それを知っているから、あすハピでは「それでいい」から始めることにした。

もっと整えたい人へ

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